LINEは国内ユーザー8900万人が利用(※)するSNSです。スマホにアプリをインストールすることによって通話やメッセージ、グループチャットといった機能が使え、家族やともだちと簡単にコミュニケーションを取ることができます。
※:2021年3月末時点、LINE株式会社調べ
LINEは個人間だけでなく、店舗やサービス、ネットショップの運営者として公式アカウントを作成することも可能です。では企業やサービスとして「LINE公式アカウント」を開設するとどんなメリットがあるのでしょうか?
この記事では「そもそもLINE公式アカウントとはなにか」やサービス提供者としてLINE公式アカウントを開設するメリット・デメリットについて詳しく解説します。
目次
ToggleLINE公式アカウントでできること
LINE公式アカウントを作成する主な理由は、LINEの機能を通して顧客にサービスをアピールできる点です。
NTTドコモモバイル社会研究所が2022年1月に行った調査では、日本ではLINEの利用率が81.6%であり、代表的なSNSの中でも圧倒的に1位となっています。
すでにユーザーが多いLINEを利用することで、改めて顧客に新しいアプリをインストールさせることなく、簡単にメッセージのやりとりや情報を配信ができるのです。
LINE公式アカウントの主な機能
- メッセージ配信
- チャット
- ショップカード(ポイントカード)
- クーポン配信
- 通話・ビデオ通話
初期費用・月額費用が無料でメッセージ配信などの便利機能を、ユーザー数が多いLINEで利用できるのが大きなメリットです。
引用:【公式】LINE公式アカウント|LINE for Business
- 初期費用なしで月額無料で利用できる
- 便利機能(ショップカード・クーポン配信)が利用できる
- 開封率が高い
他社のLINE公式アカウントの活用事例一覧
ほかの企業がLINE公式アカウントをどのように活用し、実績をだしているのかはLINEの公式ページで事例一覧として紹介されています。「規模」「業種」「目的」「サービス/機能」から検索できるため、自社に似た事例を検索可能です。
事例を見ていると、LINE公式アカウントを運用にするにあたって広告や有料プランを利用していることがわかります。LINE公式アカウントは基本的に無料で利用できますが、どういったときに費用がかかるのでしょうか?
LINE公式アカウントの3つの料金プランを詳しくみていきましょう。
LINE公式アカウントの3つの料金プラン
LINE公式アカウントには3つの料金プランがあります。しかし、フリープランでもすべての機能が利用できるため、フリープラン(無料プラン)とライトプラン・スタンダードプラン(有料プラン)の違いは「メッセージが送付できる数」となります。
つまり、メッセージを送りたいともだちやメッセージ数が少ないい場合は無料プランでも充分運用できるのです。アカウントを開設し、ともだちが増えてから有料プランへの移行を考えればよいでしょう。
LINE公式アカウントを活用してみよう
このようにすでに利用ユーザーが多く、機能が豊富なツールを無料で活用できることから「LINE公式アカウント」を開設する企業は増えています。ただしアカウント開設には注意点もあります。
一度アカウントを開設するならば、その後はアカウントに担当者をつけ、保守管理を行わなければなりません。また、集客につなげたいのであればアカウントを作るだけではなく、投稿やクーポンなどといった配信行うことも重要です。
一方でLINE公式アカウントを運用することで、twitterやInstagramといったほかのSNSを利用していない人とも接点を作り、サービスをPRすることができます。もしすでに運用しているSNSがあれば、写真やテキストも再活用することで少ない工数でスタートすることも可能です。
これから新しく集客起点を作りたい人、顧客とコミュニケーションを増やして売上を伸ばしたい人には、一度LINE公式アカウントを開設してみてはいかがでしょうか。